こんな症状が出たら注意!!

ホットドッグを食べた時、どんな症状が出たら注意をすればよいのでしょうか?

そもそも、皆さんは食物アレルギーの症状と聞いて、どんなもの思い浮かべますか?

蕁麻疹のようなもの?体が痒くなったりするの?

もちろんそういった症状も多いのですが、単にそれだけではありません。

じつは、食物アレルギーの症状は驚くほどに多種多様とされています。

これは、原因となるアレルゲンの種類や量にもよりますし、同じアレルゲンに対してでも、人によって症状の現れ方や部位、スピード、症状の重さなどに大きな違いがあるのです。

食物アレルギーの症状は、おもに即時型アレルギーと遅延型アレルギーの2種類に分類されています。

食物の摂取後、15分~12時間ぐらいの短時間ですぐに症状が現れるのが即時型で、アナフィラキシーショックという、大変重篤なアレルギー反応も含まれています。

アナフィラキシーショックは、同時に複数のアレルギー症状が出る、気道が塞がり呼吸困難になってしまう、血圧が低下してショック症状を起こし最悪の場合には死に至ってしまう可能性もあるという、大変恐ろしい症状です。

また、食物の摂取後、半日や1日、場合によっては数日後に症状が現れる遅延型に悩まされている方も多いと言います。

それ以外にも、具体的なアレルギー症状の内容は様々で、おもに蕁麻疹、腹痛、湿疹の悪化、下痢、結膜炎、喉頭浮腫、気管支喘息症状、口腔アレルギー症候群(唇や舌、咽頭の腫れ)などが挙げられます。

すでに食物アレルギーと診断された事のある人や、食物アレルギーの自覚がある人の場合には、ホットドッグに限らず、あらゆる食事の後に疑わしい症状や違和感を感じないか、ご自身で注意して過ごした方が良いでしょう。

まだじゅうぶんに意思を伝えられない乳幼児に対しても、一緒に過ごしている親御さんが注意をしてあげることが必要です。

喉の腫れや息苦しさを伝えられないことで対処が遅れ、気道が塞がるなど大変危険な状態に陥る事も考えられるからです。

もちろん、これまでに食物アレルギーを疑ったことがない人も注意が必要です。

昨日まで何ともなかった食物に対して、急にアレルギー反応を起こすようになる事も十分に考えられるからです。

一見食物アレルギーの症状とは思わなくても、なんだか怪しい症状が出たり、違和感を感じた場合には、食物アレルギーを疑ってみる必要があるかもしれませんね。

さらに、合成添加物や化学物質に過敏な人の場合には、合成添加物や残留している農薬の影響などによる過敏症状などを引き起こす事もあり得るので、こちらにも注意が必要でしょう。
 
 
スポンサーリンク

カテゴリー

このホームページに関する ご意見・御質問・ご要望は 下記メールアドレスへ送信ください。

ホットドッグ研究家 大久保
hotdog@crawds.com

Powered by Crawds,wsc. ログイン