世界各地のホットドッグの歴史

世界各地における、ホットドッグ文化の広がりをみてみましょう。

ご存知の通りホットドッグは、その発祥の地アメリカで広まり、現在ではアメリカ人にとっての国民食と呼べる存在へと成長しました。

コニーアイランドのホットドッグ専門店「ネイサンズ」において、毎年恒例で行われているホットドッグの早食い大会は、多くの参加者や観衆を集め、世界中のメディアからも注目されています。

さらに、ホットドッグに欠かせないソーセージ。

その本場ドイツでも、パンとソーセージが組み合わされたホットドッグ文化があります。

しかし、アメリカのそれとは少し様子が違うようです。

やはり他のどの国よりもソーセージの種類や調理法が豊富であるために、どちらかと言うとソーセージが主役でパンは脇役=お皿のような存在、といった感覚でとらえられているようです。

おなじくソーセージで有名な国、デンマークでもホットドッグは親しまれていて、日本にもデンマークスタイルのホットドッグ専門店がいくつか出店されています。

また私たちの暮らす日本では、昭和の始めごろ甲子園における日米野球の開催と同時に、ホットドッグが国内で初めて販売されたと言われています。

ほかのアジアの国や地域においてもホットドッグは食べられており、韓国などでも独自のメニューが開発され、近年国内において非常に人気が出ているそうです。

メキシコでも、ホットドッグはハンバーガーやタコスと肩を並べるほどの人気で、屋台の数も非常に多いと言います。

このように、アメリカで誕生したホットドッグというメニューは世界各国に広がり、その国ごとの食文化にうまく溶け込み、多くの人々から愛される食べ物になったと言えるでしょう。
 
 
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ホットドッグ研究家 大久保
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