ホットドッグパンに含まれるアレルゲン
ホットドッグの材料であるパン。
そのパンに含まれる、おもなアレルゲンについて考えてみましょう。
パンというのは、みなさんもご存知の通り小麦粉が主体で作られていますね。
最近では、食の安全に対するの意識の高まりから、この小麦粉の産地にこだわる消費者も増えており、国内産小麦を使用したパンが人気となっています。
もちろん小麦粉は、パンだけにとどまらず、私たち現代人にとって毎日の食生活に欠かせない原材料であると言えますね。
例えばうどん、パスタ、お好み焼き、ケーキ、クッキーなどの小麦製品に多く使用されています。
この１週間のご自身の食事を振り返っても、どれほど多くの小麦製品を食べてきたのかという事に、お気づきかと思います。
さらに小麦粉は加工食品の「つなぎ」や揚げ物の「衣」、さらにはお醤油の原料に使われるなど、パッとみただけでは使われていると気づきにくい食品にも、広く使用されているのが現状です。
美味しいパン作りには欠かせないこの小麦粉ですが、実は言わずと知れた食物アレルギー原因物質＝アレルゲンの代表格。
食の欧米化が進んだ日本では、これまでに小麦粉が原因と疑われるアレルギーの症例が非常に多く報告されています。
そのため、おなじく症例の多い「卵」「乳」「えび」「かに」、さらに症状が重篤化しやすい「そば」「落花生」にこの「小麦」を加えた７品目が「特定原材料」と定められています。
この７つは食品衛生法での表示が義務づけられているのです。
小麦のほかにもパンには乳成分、卵が使われている場合が多く、ある意味アレルギー原因物質のかたまりと言えるかもしれません。
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